瀬戸の島いちごグループ

●百島の現状
・百島とは?
・百島の生活に関して
・現状への意識
現在の取り組み
これからの展開
人材募集

百島の現状と取り組み



百島の現状
百島とは?
百島は尾道市浦崎町の沖に浮かぶ人口は約650名(2009年2月現在)、島の周囲約11kmの小さな島です。
国立公園瀬戸内海に浮かぶ、豊かな自然環境に恵まれた離島です。主な産物は、みかんとアサリ・野菜類です。島への交通手段は、[尾道港←→百島(福田港)←→常石港]の区間を往復する備後商船(株)のフェリーおよび高速船になります。

近年過疎化と高齢化が急速に進行し、みかんなど島の特産物も、その生産量は減少の一途です。島民の高齢化率は62.8%と高い割合を示しています。今まで医者のいない離島として困っておりましたが平成23年4月より神奈川から若い次田医師(38歳)が着任され新たに百島診療所を開設、島民の健康と安心を支えております。安心して暮らせる島として島民一同喜んでおります。

百島の生活に関して
島内にスーパー・マーケットやコンビニがないため、主な食材、日用品の調達手段は、島内の雑貨店やJAの購買部を利用するか、対岸に渡っての買出しになります。週に1度届く ”ひろしま生協”の宅配を利用する方法もあります。

住民生活のライフラインである水道と電気は、対岸から海底を通って供給されています。プロパンガス、灯油、ガソリンは、JA、地元業者から供給されています。

その他の住民サービス、インフラ整備としては、新聞は船が欠航しない限り毎日届きます。書店はありません。金融機関はJA百島出張所と簡易郵便局で、銀行はありません。宅配荷物に関しては、ヤマト運輸と島内の配送業者が対応しています。下水道は整備されておりませんので、浄化槽のない家庭のトイレは、隔月の汲み取り(役場に申込み)になります。

島内の唯一の公共交通は、バスです。フェリー・高速船の到着時間に合わせて往復運航しています。船は、20時以降は無くなります。バスの通るメインの道以外は、道幅が大変狭いため、自動車の離合に困る場合もあります。幸い走っている車自体が少ないので、軽自動車であれば、さほど不便ではないでしょう。

通信インフラに関して、インターネットはNTT西日本のフレッツADSLを利用することが可能です。
テレビの受信は、山の陰になる世帯では、受信状態の悪いエリアもあるようですが、ケーブルテレビなどのサービスはありません。

学校は、幼稚園と小学校、中学校が一つになった学校が1校のみあります。

便利な世の中に慣れた方にとって、はじめはこの島の生活はとても不便に感じる事もあるかも知れません。しかし、生活に関しては、島で半年も暮らせば分ると思いますが「不便なら不便なりにその生活に慣れてしまうもの」と思われます。

島の現状に危機感を抱き、様々な取り組みを行う
「このままでは、百島の衰退の一途を辿る・・・」という危機感を抱き、何とか「百島を元気に出来ないか。」と考えた島の有志が、こうした現状を打開すべく島外との交流を促すべく、現在グリーン・ツーリズムの推進や、空き家を利用した農業体験施設の開設、最新の農業技術を導入した高齢者にも可能ないちご栽培など、様々な活動に取り組んでいます。

島外からお手伝に来ていただく方が快適に生活していただけるよう、民家を改装し最大15名程度の宿泊が可能な「農業体験宿泊施設」への改装を予定しております(食事は自炊でお願いしております)。
現在の取り組み
(1)「いきいき百島」:ワーキングホリデー制度によるいちご、みかんの栽培体験活動への招致
(2)瀬戸の島いちごの生産に参画就農者の募集
これからの展開
産学連携による百島活性化に向けた政策提言
貸し農園の開設計画案の作成
観光農園の開設
農家民泊の開設(農業体験宿泊所)
「全国歩け歩けの会」招致
こんな事に
興味のある方は
いませんか!

・百島の活性化に向けた上記「これからの展開」などの取り組みに、興味と情熱を持って取り組んでいただける方…
・空家利用で百島に定住を希望される方
・農業体験研修や就農を希望される方(いちご栽培。「瀬戸の島いちご」のフランチャイズ契約農園。(1)ハウスレンタルオーナー制度 (2)独立オーナー制度)
・ワーキングホリデー制度に参加して下さる方
・みかん畑オーナーに興味のある方
グループの活動に興味を持たれた方は、こちらまでお問い合わせ下さい。